今回は建物等のハード面で解説したいと思います。
民家を改造した物、昔の病院などを改築したもの、新築等ありますが私も色々見てきましたので参考になれば幸いです。
建築年数
かれこれグループホームという制度が出来て20年以上たつわけですから、この当時に建ったグループホームは老朽感が否めないでしょう。
色々なところにガタが来ている事があります。
建築年数が50年くらいの病院を改造したところもありました。雨漏りが凄かった。
当初、元気な認知症の方が対象だったので重症者に対応してないところも多いでしょう。
逆に新しいグループホームは重症者に対応している所もあるようです。(私は出会っていませんが)
大きさ
大きさも大小さまざま見てきました。
広さ
古いグループホームにはあまり無いかもしれませんが、ばかみたいに広いところがあります。
一見広くて開放感があっていいな~ なんて思いますが夜勤一人で働くと広すぎて走り回るなんて事になります。一晩で2万歩近く歩いてたことがあります。
足、パンパンです。
高さ
ちょっとおしゃれな作りでやたら天井が高い、吹き抜けがあるなんてところも。
これがまた冷暖房が利きにくい。掃除が大変みたいところがあります。
死角
これやっかい。
キッチンやリビングから全居室が見渡せるかどうかで危険度がかなり違います。
朝食作っている間に入居者さん部屋から出てきてるのに気づかない事があるかもしれません。
設備
どれだけ設備投資しているかは職員の身体的負担にかなり大きく関わってくるでしょう。
オール電化等
ベッドが電動式かどうか、コンロがIHかも違いがあるでしょう。
床暖房だったりすると少しテンションが上がります。
食べこぼしが床にこびりつくと掃除が大変(笑)
安全対策
離設防止の対策機器。転倒防止のセンサーなども大事でしょう。
オートロック、暗証キー等の侵入者対策。
ナースコールが無いところもありましたねー。
入浴設備
お風呂場はかなり重要です。先にも述べましたが当初元気な認知症の方が対象だったのでリフト浴があるところ珍しいでしょう。
なかにはシャワーチェアーが無いなんてところもありました。
手すりが少なかったり、意味が無い場所についていたり。
寝たきりの方は、シャワーだけの対応なんてところも多いのではないでしょうか。
その他
その他にしてますが結構重要。
休憩室がない。
小さい造りなのでスペースが確保できなかったり。入居者さんと一緒に暮らしてるだから休憩室なんていらんでしょう見たいな考えがあったのかもしれません。
私が管理者になったときは速攻作りましたけど。(笑)
虫が多い
庭があったり、山手に建ってたりすると夏場、ムシムシパラダイスになることも。
私が出会った虫達は、ムカデ、ダンゴムシ(多量)、蜘蛛、コオロギ、など等。
見学や面接に行った時に注意して見てみると良いかもしれません。
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