私は管理者や施設長などを経験したことがありますが、まったく理想的な上司とはいえませんでした。
今でも平社員の方が気楽でいいなぁ~なんて思ってます。
自分で昇進を目指して頑張っていらっしゃる方はあまり参考にならないかもしれませんが私の体験談が参考になればと思います。
ダメだった点
やさしいだけ
部下を叱ることができませんでした。自分が叱られるのも苦手ですけどそれ以上に部下を叱るのが苦手でした。
よく、スタッフから「〇〇さんをなんとかして下さい」って言われていました。
今でも叱らなくていいもんなら叱りたくないと思っています(笑)
まじめに働いている職員のモチベーションが下がっていたと思います。
自分で動く
部下に任せるより自分でやる方が早いとか頼むのがめんどくさいと部下に頼らず自分でやってしまっていました。
今を思えば
部下のレベルアップの妨げになっていたように思います。
「責任は俺がとるからやっていいよ」って言ってくれるとやる気UPしたんじゃないかと思います
少しカッコイイし。
たまに言いましたが
実際、責任とらないといけない事はありませんでした。
愚痴が多い
会議から帰ってきたら「〇〇〇っていわれたぁ~できねーよ」とか部下に愚痴を言いまくっていました。
「大変ですね~」って言ってくれるスタッフに甘えていたんでしょう。
やさしい人たちに囲まれていました。
上に言われた事だけを最低限やっていくようになっていました。
自分自身のやる気と同時に部下のやる気も無くしてしまっていた気がします。
それでも10年以上管理者
すぐ帰ってました。
終業時間が終わっても仕事している方もいるとおもうのですが私は率先して帰っていました。
上司がいると部下がなかなか帰りずらい状況を作ってしまいそうですし。
おうちが好きがったから早く帰りたかっただけかもしれませんが。
もちろん仕事を終わらせてです(笑)
必要な時はすぐに駆け付ける。
これはかなりきつかったですが24時間365日オンコール体制でした。
家が近かったこともあったので可能だったと思いますが、これはスタッフの安心にかなり繋がったと思います。
真夜中の呼び出しや、休日の出勤にも嫌な顔せず出て行ってました。
一番やりがいを感じていた時期でした
自分に出来ない事を求めない。
自分に出来ないことは、部下に求めないスタンスでやっていました。
苦情がでそうな前にまず自分がやる
主任がやってるんなら私たちも頑張ろうと思ってくれていたようです。
それじゃ企業として成り立たないって意見もありましたが介護の現場は実際自分がやった時に説得力があるように思います。
まとめ
長く管理者をやれた一番の理由は部下に恵まれたことです。
今でも私の事を「管理者」って間違て呼ぶ人がいるくらいです。
恥ずかしいですけど(笑)
介護の現場は人間関係で働きやすさが大きく変わる職場だと思います。
どうか上司となられた方
スタッフ間の人間関係には、一番の気を使ってほしいと思います。
利用者、入居者と同じくらい大事にしてほしいと思います。
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