給与が少しずつ上がってきたり、休みが増えてきて少しずつ待遇がよくなってきているようですが人手不足がなかなか解消されない介護現場。
管理職等のリーダークラスの方で「うちの職場、すぐ辞めちゃうんだよねー」って嘆いている方。ちょっと気を付けたら離職が減るかもしれません。(笑)
私も以前、グループホームの管理者をやっていましたが、法人内でもかなりの離職率の低い職場を作る事ができました。(ちょっと自慢)
そもそもなぜ介護を選んでくるのか
おそらく、おそらく。人の役に立ちたい、困っている人を助けたいという気持ちがある人が多いと思います。
人と話すのが好きだからとかおじいちゃん、おばあちゃんが好きだからという理由の方も多いと思います。
資格ないけど私でも出来そう。そのうち資格がとれるなら・・・。
近所に施設があるから。
中には超絶、私の生きる道は介護だぁぁぁぁぁって方も。
皆さんの周りにもいませんか?(笑)
現実はあまくない
さぁ~いざ働くとなるとまず忙しさに戸惑う方が多いのでないでしょうか?
オムツ交換に入浴、食事介助、掃除にレクレーションに記録などの事務作業。
施設にもよりますが、調理に散歩。リハビリ補助なんてことも。
自分の家族の面会なんかで施設を訪れた時は「ここゆっくりしてていいなぁ~」とか「スタッフさんやさしいなぁ~」とか思った人が実際働いてみると、業務の多さ、時間に追われる等で気づけば座る暇もなく動きまわってしまっていたり。
そして「なんか思ってたん違う」ってなってくる人が・・・
さらに追い打ちをかけるのが・・・
私が思う辞める理由第一位
人間関係!これに尽きると思います。
持論ですが少々きつくても人間関係良かったら乗り越えられてると思うんですよねー。
人相手の仕事ですからストレスもたまります。ましてや認知症や病気の方を介護するわけですから精神的、肉体的にもダメージが蓄積されていきます。
それでも、少しでも楽しかったら「きつかったけど良かったよねー」とか飲み会で愚痴こぼしあってストレス発散でるもんです。
ところが、
チームワークを乱すお局様がいたり、やたら理想が高い施設だったり、キラキラ介護士が熱すぎたりすると萎えちゃう人が増えてしまいます。
逆にお金儲け主義の施設だったり、利用者、スタッフを物の様に扱う施設もモチベーションが下がったりします。
バランスが大事なんですよねー。
離職を減らすには
休みが多いとか給料が良いっていう話は置いといて(良いに越したことはないので)
気持ちよく働いてもらう為に私が思う事。
1、うちの施設は凄いってあんまり言わない。
2、自分の介護感をあまり押し付けない。
3、入職してきた新人さんの介護感を見極める。
4、職員の能力、意欲を考えて教育する。
5、コスト意識を持たせる。
焦らず少しづつ理想に近い職員に育てて行くと良いと思います。最初が肝心っとはじめから飛ばすと今のご時世すぐにどっかに行ってしまいます。
悲しいかな理想の高い介護士ばかりではないということです。そういう人たちがいないと現場が回らないということも事実です。
離職が多くて仕事に追われてせっかく志が高い介護士が燃え尽きてしまってはもったいないです。
上に立つものとして今離職を減らす為に考えなければいけない事は、その人にあった教育スケジュールで焦らず育てて行く。
やる気があるスタッフにはしっかり役目をもって仕事してもらい、それに見合った評価を行うことではないでしょうか。
スタッフも利用者と同じ位
大事してくれたらうれしいです。
コメント